WindowsXP終了まで後少し。OSはどうする?

こんにちは、OneStepです。

いよいよWindowsXPのサポート終了まで1ヶ月を切りましたね。
【参考】Windows XP と Office 2003 のサポートがまもなく終了します

みなさんはWindowsXPからの移行は完了しましたでしょうか。
しかし私がよく出会う中小企業の大半の方は未だにWindowsXPを使用しており、なおかつ特に乗り換えを検討していない人がほとんどのようです。

確かにOSをアップグレードするとなると、OSを購入するための費用がかかります。
データのバックアップ、移行作業も考えれば人的リソースも必要ですね。
WindowsXPの使いやすさや安定性を考えてみても、今すぐ乗り換えようとは思わない人も多いと思います。

しかしOSのサポートがされなくなるとその後の不具合の対応が累積し、いつかはセキュリティを突破されて情報を悪用される、といった可能性はぐっと高まります。
「だからと言って簡単に費用は……」
そんな方は思い切って無料のOSを試してみませんか?

無料のOS?!

OSはWindowsだけとは限りません。Apple社のMacが搭載しているMacOSは対抗するOSとして有名ですね。しかしMacはハードウェア~OSに至るまで独自性が強く、当然無料ではありません。
またキーボードの操作性も変わるため、若干操作感に慣れるのに時間がかかるでしょう。

OSで無料というと、有名なところではLinuxがあります。
Linuxとはサーバー用パソコンでよく使用されているOSです。しかし独自性が強いこともあり、普通にWindowsを使用しているだけの方にはとても敷居が高い印象でした。
(余談ですが、MacOSもOS XよりLinuxベースで開発されるようになっています)

しかしここ数年、デスクトップ向けのLinuxOSの開発が進むようになり、いくつか種類が出てくるようになりました。
※Linuxの中にもいろんな種類があり、これは「ディストリビューション」と一般的に呼ばれています。

その中で注目されているのがUbuntu(発音:ウブントゥ)です。
Ubuntu日本語版インストーラー入手はこちら

このUbuntuは使い勝手がWindowsに似ているのが特徴です。
起動すると左下にスタートメニューのようなボタンがあり、そこからプログラム類を起動させることができます。
標準のインターネットブラウザにはFireFoxが入っていますが、お好みでGoogleChromeを入れていただいても問題ないでしょう。GoogleChromeもLinux版が提供されているので安心ですね。

問題は仕事でがっつり使用できるか、という点です。
さすがにMicrosoftもOfficeをLinux向けには提供していません……。
Officeのソフトを代替的に開いて編集できる「LibreOffice」を使用するのが妥当ではないでしょうか。
しかし例えばExcelの計算データやマクロが上手に処理できないなど、まだまだ問題も抱えているようです。
普通にいちから何か作成するには問題はない雰囲気ですが、Windowsとの互換性を考えるとあと一歩、というイメージです。

またGoogleから最近、Googleドライブ上で操作するスプレットシートや文書作成についても進出があります。こちらを活用するという手段もあるかも知れません。そうすればソフトは不要ですね。

あとは個人的な所感としては、画面はすべて日本語なので安心です。
ただ日本語変換には「Anthy」という入力システムを使用しているようで、日本語変換が今ひとつ、という感じです。このあたりも改善を期待したいところです。

注意も必要

UbuntuはPAE(物理拡張メモリ)に対応していないパソコンにはインストールすることができません。
お使いのパソコンがPAEに対応しているかどうかは社内のシステム担当者にうかがったり、ご自身でメーカーホームページと型番を照らし合わせるなどしてご確認してみてください。

もしもPAEに対応していない、という場合は……Lubuntu(Ubuntuとほとんど同じLite版のようなもの)もありますので、そちらを試してみてもよいかも知れません。
ちなみに今、このブログを記載しているのはLubuntuからの書き込みになります。

Lubuntuのデスクトップの様子。WIndowsを使用されている方には馴染みやすいインターフェースです。

Lubuntuのデスクトップの様子。WIndowsを使用されている方には馴染みやすいインターフェースです。

また「Fedora」というディストリビューションはもう少し前からデスクトップ版を出しています。
工業向けの開発やテストをする方などから計算処理が速いなどの理由から好んで使用されている傾向があるようです。

まとめ

持ち運び用のノートPCなど作業をしないのであれば、
もしかしたらデスクトップ版Linuxもアリかも知れない……?!

いずれにしても極めて近い将来、WindowsXPはサポートが打ち切られます。
重要な情報が漏洩してから「実はアップグレードしてませんでした、費用ケチってました」となると企業モラルが問われてしまいますね。せめて何かしら最新のものにするように手を打つようにしましょう。