こんにちは、OneStepです。
GoogleAnalyticsによって流入キーワードが見れなくなり4~5ヶ月が経過しようとしています。
しかし巷の様子は多少の話題性は持ったものの、すぐに事態は収束した傾向にあると言えます。
近年はアクセス解析を多角的に解析したりグローバルなマーケティング視点から考えなければならず、キーワードだけに特化したマーケティングの価値が若干和らいだこともあるでしょう。
また機能が削がれたとはいえ全体の流入数や人気のコンテンツを知る重要な手がかりになるツールであることには変わらず、多くの方は使い続けているというのが現状です。
しかし多少形を変えた状態ではありますが、GoogleAnalyticsでキーワードを取得できる方法があります。
それは、GoogleWebマスターツールと連動をすることによって可能になります。
連動方法
0.GoogleWebマスターツールを登録・認証する
こちらはペナルティになる被リンクを監視したいなどの理由で使われている方は多いと思われます。
したがって詳しい進め方は割愛させていただきます。
1.GoogleAnalyticsの右上にある「アナリティクス設定」をクリック
2.真ん中の列にある「プロパティ管理」をクリック
3.一番下にある「ウェブマスターツールの設定」の項目、「編集」をクリック
4.すると別タブでWebマスターツールとの連携画面が開くので、該当するホームページのアドレスを選択。
5.保存するとGoogleAnalyticsの設定画面に戻されます。
上のほうにある「デフォルトのビュー」などの設定が外れている(設定されていない)ことが多いので、設定して最後に保存します。
6.通常のレポートに戻り、左メニューの「集客」タブを開く。
すると一番下に「検索エンジン最適化」という項目が追加されている。
7.「検索クエリ」をクリックすると、検索キーワードが見れる
※注意※
こちらから入手できるクリック数やクリック率は「おおよそ」の数値のようです。
アクセス数が数千規模以上のものでないとクリック数が0と表示されるなどあるようなので、
おおまかな傾向として見るのがよいでしょう。
何が見れるか、何を推測していくか
このキーワード流入の状況、実は「表示回数」も見ることができます。
これまでに見れたGoogleAnalyticsでは見ることができなかったものです。
このクリック率から露出しているキーワードに対するユーザーの状況、ニーズを推測してみるのはとても重要ではないでしょうか。
つまりどんなキーワードで着地したのかという結果ではなく、どんなキーワードで露出していて露出とニーズが合致しているのかを考えることができるわけです。
もちろん数値は相対的なものとなり、狙いを定めたキーワードに対してクリック率を高めるための施策を取ることができるようになるでしょう。
さいごに
キーワードの流入結果ではなく露出とニーズの合致がキーワードマーケティングの面白いところだと思います。改善の打つ手がなくなってきた、手詰まりになってきた方は精緻なレベルで挑戦してみてはいかがでしょうか。
当然キーワードの母数を取得するには時間が必要です。Webマスターツールの設定だけは早めに行うようにしておきましょう。