こんにちは、OneStepです。
今回はネタから真剣に何かを生み出すことを考えてみました。
先日Facebookで友人があるもので盛り上がっているのを見かけたのです。
その内容とは、「ハムスターのお尻が可愛い」というもの。
その内容だけ見ればソウデスカで終わるのですが、ここで終わったら面白くありません。
Facebookでシェアされていた記事はこちらです。
「ハムケツ(ハムスターのお尻)が悶絶するほどかわいい(NAVERまとめ)」

ハムケツッ!
ここでマーケッターの端くれである当方はすぐに調べてみました。
そう、キーワード「ハムケツ」の検索母数です。
「ハムケツ」検索母数(Googleキーワードプランナーより)
いい感じに多いですね、検索数(笑)。※部分一致です。
しかも競合も少ない!
これはペットショップを経営される方には新手のキーワードかも知れません。
ただし注意しなければいけない点が2点、あります。
■その1 ハムスターの単価
ハムスターの単価を調べてみたところ、まちまちですが500円~2,000円程度のようです。
種類により多少差異があるようですね。
安価なペットをキーワードに広告を出すことは、直結する利益だけを考えるのであればリスキーでしょう。
そこで以下のような方法を模索することも必要だと思われます。
・一度囲い込んだお客様に対して、ペットフードなど継続的に購入していただく
・「ハムスター飼育スターターキット」などの名前でケージなど付属品も購入してもらう
長期的な視線を持って接していただく必要がありますね。
短期的な結論を急ぐ方には不向きなキーワードと言えます。
■その2 キーワードのモチベーション
「ハムケツ」というキーワードはあくまでも「ハムスターのケツを見たい」という欲望の人が検索しているキーワードです。したがってハムスターをこれから飼いたいという人ではありません。
したがって「ハムケツ」単品で一本釣りするのではなく、ハムケツで認知度を高めて、購買意欲をそそる施策を引き続き行う必要があるわけです。
既に購入してもらった人に対して「ハムケツフォトを贈呈していただけたらペットフード10%値引き」などしてお客様とコミュニケーションしてみたり、各媒体にページを設けたりするのもおもしろいかも知れません。
また「ハムケツ」は発祥(発症?笑)はTwitterにあるようです。
こういった発症元を考えて、スマホ向けのコンテンツの準備も忘れてはいけませんね。
上記のような内容をもとに、
「毎日ハムケツが拝める!あなたもハムスター飼育スタート!」みたいな企画をどなたか売りに出して見てください(笑)※結果に責任は持てませんので悪しからず……。